価値を共創する
商品開発を研究
人々が製品を使うところに注目。顧客と関わり、対話し、一緒になって新しい価値を生み出せるイノベーション手法に取り組む。
研究キーワード:製品マーケティング/価値の共創/顧客接点
理学修士
博士(マネジメント)
1993年、東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。1993年より2017年までマツダ株式会社商品企画部などで勤務。2017年、広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期を修了し、博士(マネジメント)の学位を取得。2017年度より岡山理科大学経営学部教授。
これまでの製造業に関するマーケティング研究においては、製品の販売までが主な対象でした。しかし、近年その焦点は販売以後の製品を使うところに移りつつあります。つまり、「いかに高い値段でたくさん売るか」から「いかに顧客が使っているところで価値を生むか」がマーケティングにおいて重要なのではないか、という議論です。しかし、その研究はまだ開始されて間もないため、その理論構築には多くの余白が残っています。実際に現在の製造業においては、既に顧客の使用の段階に入り込んで、マーケティングを行なっている例は多く見られます。企業によって、レベル差はあれども、販売以後に顧客との接点をもち、顧客の価値が生まれるところに関与しようとしている事例は、昨今多く見られます。これから、それらの事例研究を通して、実際に企業に適用可能な枠組みを作っていく予定です。また、製造業に捉われず、サービス業、小売業などにも目を向け、あらゆる業種を対象として研究していくつもりです。
休日には、映画を見に行っていい映画に当たると充実した休日が送れます。暖かくなるとキャンプ場に行ってのんびり過ごし、七輪で魚を焼きながら一杯やるのがとても贅沢な休日の過ごし方です。最近は子供とのキャッチボールも休日の楽しみです。