会計基準と制度の
理論と実態を研究
国際化・多様化する中で変わる会計基準や制度、とりわけキャッシュ・フロー会計や中小企業会計の在り方を理論的・実践的に研究する。
研究キーワード:財務会計/キャッシュ・フロー会計/中小企業会計/国際会計/監査制度
博士(マネジメント)
北九州市立大学大学院修了後、2008年、広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了、博士(マネジメント)の学位を取得。複数の金融機関の管理職を経て、2009年度より日本文理大学経営経済学部教授。2017年度より岡山理科大学経営学部教授。
会計学における財務会計を中心に、中小企業にフォーカスしたキャッシュ・フロー会計や国際会計(FRF for SMEs、IFRS for SMEs)、さらには中小企業会計等に関する会計制度、理論、実践的研究に取り組んでいます。一見難しく聞こえますが、中身はいたってシンプルです。また、どんなに「お金」といっても、やはり最後は「人」そのものです。近年、社会問題にもなっている粉飾決算を見抜くには、定量分析のほか、人となりを見極める定性分析も重要となります。つまり、「目利き力」が必要になってくるわけです。これらは、会計学的には財務情報と非財務情報といわれ、ステークホルダー(株主、銀行、取引先等の利害関係者をさします)の意思決定に大きな影響を与えます。とりわけ、コンプライアンス(法令遵守)に基づいて行われるわけです。こういったことを対象に研究を行っています。
興味がある経営者や作家の書籍をランダムに気の向くままに読書をしています。また、天気の良い日には気分転換に自らハンドルを握り自家用でドライブをしています。身体を動かしたり休めたりしながら、健康管理に留意しています。