問題を法的に考え、
解釈論と立法論を研究
グローバルとローカル両面の多彩な問題を法的に捉え、解釈論(すでに存在する法律の解釈)と立法論(望ましい法律の制定)の技術を研究する。
研究キーワード:差別の概念/障害の概念/人権の概念/障害者権利条約/障害法の構造転換/国際人権法の基本原理
博士(法学)
2005年、新潟大学大学院現代社会文化研究科修了、博士(法学)の学位を取得。東京大学大学院経済学研究科特任研究員、ハーバード・ロースクール客員研究員などを経て、2015年度より岡山理科大学総合情報学部准教授、2017年度より経営学部准教授。
私の専門は国際人権法と障害法です。国際人権法は人権に関する条約などを、障害法は障害者に関する法をそれぞれ対象とする法学の一分野です。どちらにも共通する研究対象として、特に障害者権利条約と差別禁止法を研究しています。障害者権利条約は、障害者の権利を守るための条約です。条約は、国と国との国際的な約束ごとなのですが、同時に日本の国内法としての効力ももっています。この条約の内容が日本においてどのように実現されているのかを他の国と比較しながら検討しています。また、差別禁止法については、法的な意味での差別とは何かを研究しています。人と人を異なって扱えば差別になり、人と人を同じように扱えば差別は生じない、と従来考えられてきましたが、そのような考え方は今日では大きく変わってきています。
散歩
読書
演劇・映画鑑賞