3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
- 経営学分野及び隣接・関連分野に関する基本的な知識を体系的に理解することができる。現代社会のイノベーションを理解し、具体的な戦略を構築することができる。
- 人類の文化や社会と自然に関する知識を理解し、尊重することができる。
- ビジネスパーソンとしての国際的視野と異文化理解のもと、コミュニケーションをとることができる。
- ビジネスに関する問題発見・解決することができる。
- ビジネスで必要とされる統計解析やデータ分析、ICT 技術を活用することができる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
学位授与の方針に掲げる基準を達成するため、専門教育科目として、3つの専門研究領域「マーケティングと戦略」、「データサイエンスと情報活用」、「制度と文化」を教育課程の中心とする。これを受け、高度な専門性とグローバルに活躍できる能力を伸ばすアクティブ・ラーニング型の「実践型ビジネス・プログラム」と「演習」によって、より実践に役立つ知識や技術の教育とマネジメント能力を養成する。
- 専門教育分野の基礎として、「基礎Ⅰ類、基礎Ⅱ類、基礎Ⅲ類」を1年次春学期に配置し、3つの専門研究領域の基礎的概念を学ぶ。これらの類の科目では、幅広い本学科の講義の体系と概要を理解させることを意図している。教育にあたっては、講義と内容理解を深めるための課題を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行う。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。
- 「マーケティングと戦略」の科目群は、企業等の組織体がいかに運営されているか理解し、効率的・効果的運営のための理論を学ぶとともにマネジメント能力を養うことを目的に設置し、1年次秋学期から3年次を通じて体系的に配置する。教育にあたっては、講義と内容理解を深めるための課題を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行うとともに、最新のニュースを講義で取り入れ現代社会との接点を示すなどして知識・理解の定着を図る。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。
- 「データサイエンスと情報活用」の科目群は、著しい進歩を遂げた情報ツールを活用したマネジメント手法を理解するとともに、データから知識を取り出すデータ分析能力および情報ツールを活用した問題解決能力を養うことを目的に設置し、1年次秋学期から3年次春学期を通じて体系的に配置する。教育にあたっては、コンピュータを積極的に活用し、実用的かつ実践的技能を身につけることができるよう配慮する。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。
- 「制度と文化」は、「社会と制度」と「歴史と文化」の科目群から構成され、地域社会活性化のためのマネジメント能力を養うことを目的に設置し、1年次秋学期から3年次春学期を通じて体系的に配置する。国内外の地域が抱える諸問題を理解し、経済政策、法律、政治による解決法を学ぶとともに、社会活性化のための情報共有・情報発信についてのマネジメントを習得する科目を配置する。教育にあたっては、講義と内容理解を深めるための課題を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行うとともに、最新のニュースを講義で取り入れ現代社会との接点を示すなどして知識・理解の定着を図る。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。
- 「実践型ビジネス・プログラム」は、社会人として必要となる諸能力を養うとともに、ビジネスにおける専門性を備えさせるための科目群であり、1年次秋学期から3年次を通じて配置する。教育にあたっては、講義と内容理解を深めるための課題を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行うとともに、情報機器を活用し社会人基礎力となる情報収集スキルやプレゼンテーションスキルなど、実用的かつ実践的技能を身につけることができるよう配慮する。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。
- 「演習」は、1年次から4年次を通じて少人数教育によるアクティブ・ラーニング形式で推進する科目群である。1年次演習の「基礎教養ゼミナール」、2年次演習の「プロジェクト研究」では、社会人の基本として必要とされるコミュニケーション能力を養成するとともに、参加型・課題解決型授業を通してプレゼンテーション技術を身につけることを目的としている。3年次演習の「イノベーション・ラボⅠ、Ⅱ」では、企業や地域社会が抱える問題を解決する経験を通じて、講義で学んだ知識の実践活用能力を養成することを目的としている。教育にあたっては、1年次から3年次までの「演習」では、課題設定と課題解決のための情報収集と分析・考察、提案までのプロセスを、グループ学習を通して学び、自ら推進する能力を身につけることができるよう配慮する。これらの科目については、グループ学習における議論および成果物等を総合的に評価・検討することにより、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。4年次演習の「卒業研究」では、各自が専門分野の知識と技能を深めるとともに、自らの問題意識で物事を解明する能力を向上させ、社会人としての実践的能力を身につけることを目的としている。この科目については、卒業研究論文を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
経営学部では、経営学部の養成する人材像および教育研究上の目的に基づき、マネジメント能力を基盤として、学生一人ひとりが自らの可能性に挑戦し、深い教養や専門知識および総合的な判断力を身につけた社会人基礎力を有し、企業や自治体などの組織を変革する能力および経営力を担える国際的な視野を持った人材の養成を目指している。
このような観点から、経営学科では以下のような学生を求めている。
求める人物像
- 経営学および現代社会の制度、文化に強い関心をもち、高い意欲と目的意識をもって学習を行おうとする人
- 学部の掲げる人材養成目的・教育目標を理解し、岡山理科大学経営学部での勉学を強く志望する人
- 企業や自治体等の組織体が抱える課題の解決に挑戦しようという意欲をもつ人
- 広く高等学校卒業レベルの基礎学力を有している人
- 国際的な視野をもち、自分なりの目標を掲げ、他者と協働で一歩ずつ前進しようとする人
学んできてほしいこと
- 文系・理系といった枠にとらわれずに幅広く科目を学んでおくこと
- 国内外のさまざまな社会問題や社会・文化現象に興味関心を持ち、自分なりに考えてみる習慣をつけておくこと
- 新聞を読む習慣を身につけていること
入学者選抜の基本方針
◇AO入試
- 経営学および社会科学への関心が高いことを重視する。
- 経営学科での勉学の意欲を重視する。
- 社会に関する基礎的知識を評価する。
◇専門学科・総合学科特別推薦入試
- 経営学および社会科学への関心が高いことを重視する。
- 経営学科での勉学の意欲を重視する。
- 英語および国語の基礎的知識を評価する。
◇特別推薦入試
- 経営学および社会科学への関心が高いことを重視する。
- 経営学科での勉学の意欲を重視する。
- 高校での調査書及び推薦書を評価する。
- 英語および国語の基礎的な学力を評価する。
◇推薦入試
- 高校での推薦書及び調査書を評価する。
- 英語、理科、国語、数学より1科目、もしくは2科目の基礎的な学力を評価する。
- 国語、英語及び社会(日本史、世界史、現代社会、地理)または数学の学力を評価します。
◇一般入試
- 英語、理科または国語、社会または数学の学力を評価する。
◇帰国生徒入試
- 経営学および社会科学への関心が高いことを重視する。
- 経営学科での勉学の意欲を重視する。
- 外国での経験を評価する。
◇社会人入試
- 経営学および社会科学への関心が高いことを重視する。
- 経営学科での勉学の意欲を重視する。
- 社会での経験を評価する。
◇国際バカロレア入試
- 経営学および社会科学への関心が高いことを重視する。
- 経営学科での勉学の意欲を重視する。
◇留学生入試
- 経営学および社会科学への関心が高いことを重視する。
- 経営学科での勉学の意欲を重視する。
- 日本語と基礎的な数学と英語の学力を評価する。